焚火はキャンプの醍醐味!
キャンプの最大の楽しみは焚火!焚火なしにはキャンプは語れません。
焚火は火をボーっと見ているだけでなぜか楽しい。薪をくべながらお酒を飲んだり、会話がなくても人と同じ火を見ているだけで暖かい気持ちになれます。気が付けば時間は過ぎ、焚火の火が小さくになるにつれ自分もどんどん眠くなり、キャンプの夜でもぐっすりと眠る事ができます。
キャンプをしようとしている人には焚火は絶対におすすめ。直火禁止のキャンプ場が多いため焚き火をするための道具をそろえる必要がありますが、焚火をすればキャンプが何倍も楽しくなるはずです!
焚火の注意とマナー
最近のキャンプ場では、焚火を地面で行う直火が禁止されているところがほとんどです。直火禁止のキャンプ場で焚火をしたいときには、焚火台を使いましょう。またキャンプ場以外の場所でも、美観を損なう事無く焚火ができるので、焚火台は非常に便利な道具です。
焚火の場所選び
焚火はテントやタープから十分に離れた、キャンプサイトの風下場所で行いましょう。焚火台を使う場合でもきれいに整備された芝生の上などは避けるほうが無難です。また火事の危険や樹木への影響を考えて、草や木々が茂るところも避けてください。焚火の風下には可燃物を置かず、近くに水場が無い場合は水の入った容器をそばに置いておきます。また焚火を行う前に地面を整理して燃えやすいものは取り除いておく事も大切です。
焚火の後片付け
焚火は水をかけて消化するとたくさんの燃えカスが出てしまいます。ですので白い灰になり完全に燃えつきるまで待つのがベスト。就寝前の焚火では薪の量を計算してくべる様にしましょう。また焚火の灰や炭はキャンプ場のルールに従って処理をしましょう。
薪の管理
薪が濡れる事を避けるため、保管するときはビニールシートなどでくるみます。夜露や雨で濡らさないよう対策をしましょう。また地面に直接置くと地面の水分を吸収して火が付きにくくなることがありますので注意が必要です。
焚火台と薪を使った上手な焚き火のやり方
- 着火材を置く
焚火台の中心に着火材を置きます。
着火材がない場合には、新聞紙を着火材として使用しましょう。マツやスギの枯れ葉、シラカバの皮、ススキの穂なども着火材として使うことができます。 - 細い薪を並べ点火する
着火材の上に、空気が通りやすい様少し間隔をあけて細い薪を並べます。並べ終わったら着火材に点火します。良く乾燥した薪を使いましょう。細い薪がない場合にはナタやノコギリで細い薪をつくります。 - 太い薪をくべる
細い薪に火がつき安定したら、太い薪をくべます。一度火が安定すればあとはもう自然に焚火は育ちます。太い薪を燃えやすくするために、ナタで途中まで裂いて、新聞紙などを挟む方法もあります。